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アントニオの歴史

って、ヴァイオリン君のことです。

今日は、実に3年ぶりに。
アントニオのメンテナンス(調整)に行きましたnote

楽器のコマ(という部分)が、随分と曲がってしまってました。
そのままの状態で弾き続けてたので。
よけいにひどくなってしまったそうですsweat01
(もっと早くに行けば良かったね、すまん)

工房の先生は、いかにも職人という感じで。
黙々と、アントニオを治してくれました。

弓の毛がえもし、弦も全部新しいものに替えました。

そーしーて。
弓をおかりして、アントニオを弾かせてもらったところ。

めっちゃタッチが軽い~happy02


弓の毛の中央に、補助用の小さい棒がついてました。
毛がえから2時間半後に、絶対に取らないといけません。

そして、新品の毛には、丹念に松やにを付けます。
(弦と毛についている松やにとの摩擦で音が出るのです)

そして、替えたばかりの弦は、すぐに音程が変わってしまう。
何度も弾いては、微調整してゆきます。
(1週間ぐらい音程は安定しません)

家に帰ってからは、松やにをつけて、微調整をしました。

まだ、弦が楽器になじんでないので。
尖がった音がしてますが、数週間もすれば、大丈夫そう。


Violinkouzou 



私がアントニオと出会ったのは、1997年。

始めて5年ぐらいは、音も満足に出せず。
楽器の仕組みもよくわからず。

弦を変える程度しかしてなかった。

毛がえを初めてしたのは、何と7年目ぐらい!
すっかり、ボロボロになってました

ずっと、楽器を買ったところの工房に行ってましたが。
どうも合わなくて、途中で変えることになりました。
(そこは、音の大きさ、華やかさのみを重視してました)

あの頃から、もっと柔らかいタッチを求めるようになってました。
近場の楽器店でコマを削ってもらったり。
そこで100万もするヴァイオリンをかりて弾いたり。

右往左往すること、1年…sad

結局、削ってしまったコマは、使い物にならず。
しかも削った楽器店は、ヴァイオリンの知識が乏しく。

どうやら、新調しないといけない。
(コマは楽器の要、もちろん手作りだし、高いんだ~coldsweats01

もちのろん、私に100万の楽器など買える資金もない。
どうすればいいのか。

アントニオを、自分の気に入る音の出る楽器にするしかない!
その想いが募って、先生に相談したところ。
やっと、今お世話になっている工房にたどり着きました。

しかし。
職人というものは、誇りが高く、こだわりが強い。。
よそで買った、しかも、よその調整がされてる楽器なんて。
出来れば扱いたくない、というところが多い。

それほど厳しくはない工房でしたが。
最初は、難色をしめされました。

前の調整だと、音がキンキンして、弦の張りが強く。
私には合わないので、ここに来た!と訴えますと。

アントニオのネック(魂柱の部分)部分が、反っている状態。
それで、余計に張りも強くなってしまってる、と説明して下さいました。
(コマの高さは関係なかったんですねcoldsweats01
最初は、魂柱を削ったりと、大手術。

見事、私が一時期欲しかった100万円の楽器と同じような。
しなやかで、深みのある楽器に、生まれ変わりました。


あれから5~6年は経つでしょうか。
何度か毛がえやメンテナンスをしていただき。
私の腕も、(すこーし)は上達し。

結局のところ、アントニオの本来の音が出せるほど。
自分の腕が足りてなかったことに気が付き。

これからも、2人(人&楽器)三脚の歩みにて。
音楽を奏でてゆきたいと思いました。

私にとっては、どんなことがあっても傍にいてくれた。
半身みたいな存在。
結婚する前も、離婚した後も。

あなたにふさわしい演奏者になるため。
これからも、もっと努力をするわheart04

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コメント

この小さなコマという部分がそんなに音色に左右するなんて知りませんでした~本当に新鮮な驚きです!flair
良い工房にたどり着けて良かったですねheart04
楽器と共に歩む人生ってとても素敵だと思いますshine

投稿: 竜崎恭夜 | 2011年12月 7日 (水) 15時14分

>竜崎さんへ
コメントありがとうございますhappy01
ヴァイオリンという楽器は、とても繊細なのだと改めて思いました。
1本1本が手作りですし、定期的に手入れも必要ですし。
色々と手がかかります。
だから、愛しいって思えるのかも~shine

投稿: りら | 2011年12月 7日 (水) 21時11分

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